NTT電話網がIP化

2024年に「アナログ回線」「ISDN回線(デジタル回線)」の2種類からなる従来の固定電話サービスが終了します。

NTTグループ
現在、固定電話の契約数や利用量が減少してきているうえ、従来の公衆交換電話網(PSTN)の設備が老朽化しているためで、2024年からNTT東西が固定電話の通信網をIP網へ切り替えます。

これにより距離や時間帯に応じて料金体系が異なっていた通話料金が、全国・全時間帯一律となり、固定電話から固定電話へは3分で9.35円となり、合わせて多くの通話料金割引サービスが終了します。

なお、一般の利用者が特別何かを行うというわけではなく、IP網への移行後も利用中の電話番号は変わらないうえ、個人宅の電話機の買い替えや回線の切替手続き・工事は不要ですので、恐らく増えてくるであろう詐欺には注意しておいてくださいね。

また「104(番号案内)」「115(電報)」や「ナンバー・ディスプレイ」「ナンバー・リクエスト」「キャッチホン」など、基本的なサービス、IP網において提供が可能なサービスは引き続き提供されることになっています。